CO-SHA ソウゾウ プロジェクト

CO-SHA ソウゾウ プロジェクト

「明日の校舎づくり」に挑戦するプロジェクトを募集します

CO-SHA ソウゾウ プロジェクト

〜「明日の校舎づくり」に挑戦するプロジェクトを募集します〜

CO-SHA ソウゾウ プロジェクトとは?

Society5.0時代として、社会の在り方が大きく変化しつつある中、子どもたち一人ひとりを大切にし、また、お互いを尊重し、協働しながら問題を解決していく資質・能力を育成することが、学校教育の大きな課題になっています。

こうしたなかで、「令和の日本型学校教育」の構築を目指し、全ての子どもたちの可能性を引き出し、個別最適な学びと協働的な学びを一体的に充実させていくための改革が求められています。
また、令和5年8月には、「教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策(提言)」等が提言されました。

このような状況の中、学校施設整備・活用のための共創プラットフォーム「CO-SHA Platform(コーシャ プラットフォーム)」では、「学校の改築」「学校の改修」「教室の空間レイアウトの更新」「教師を取り巻く環境の整備」などに取り組みたいと思っている、また、取り組む予定であるものの「何から手をつけたら良いかわからない」「ノウハウがない」「専門の職員が足りない」といった課題を抱えている学校設置者並びに教職員の方々を対象に、プロジェクトを立ち上げ、新たな一歩を踏み出し試行するための機会を提供します。
(※対象は、公募により選ばれた3つ程度の団体です)

CO-SHA Platformとは?

文部科学省が運営する、新しい時代の学びを実現する学校施設づくりを支援するプラットフォームです。主に小中学校の学校設置者や教職員の方々に向け、学校施設の整備や活用を進めるための、オンライン/オフラインでの共創・共有の場づくりを目指しています。

※CO-SHA Platformは、文部科学省の事業「令和6年度 新時代の学びを実現する学校施設整備・活用推進プラットフォーム構築・運用業務委託事業」の委託を受けた株式会社ロフトワークが運用しています。


-> CO-SHA Platform Webサイトを開く

公募対象として想定するプロジェクトテーマ

「新しい学びを実践する学校施設の整備・活用」に関わる内容であれば、課題の発見や設定、解決に向けた取り組みの方針の検討など、内容に制限は設けません。

参考として、学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議において取りまとめた「新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について」(令和4年3月 最終報告)で示された方向性の一部をテーマの例として掲載します。

<プロジェクトテーマ例>

教室空間と隣接する多目的スペースとの連続性・一体性を確保し、多様な学習活動への柔軟な対応を実現 常時ICTが活用できる環境を整備し、教職員が円滑に執務、打合せ、協働作業等を行うことができる執務空間の実現
ICT環境の整備や移動が容易な椅子等の配置により、遠隔・オンライン教育など多様な学習活動が展開される教室環境の実現 木材を活用した温かみのあるリビングのような空間をもとに、壁面の工夫やベンチ等を配置し、豊かな学び・生活の場の実現
図書室などの共用化を図り、多様な「知」を集積する共創・交流空間の計画作成
地域コミュニティの拠点として、地域や社会の人たちと連携・協働し、ともに創造的な活動ができる共創空間の計画作成

昨年度実施されたプロジェクトについてはこちらを参照ください。

●児童が探究し自律した学び手になるためのオープンスペース利活用空間設計
● 学校図書館を拠点とした、オール湯沢・ラーニングコモンズの創造
● 「特別支援」という表現を「学びの多様化」へ転換する ~わくわくルームの良さを
一般教室へ広げていく第1歩〜

-> 昨年度活動報告をみる

CO-SHA Platform アドバイザーからのメッセージ

CO-SHA Platformアドバイザーを代表して、3名の方に応援メッセージをいただきました。

千葉⼯業⼤学 創造⼯学部デザイン科学科 教授 倉⽃ 綾⼦先生

このプロジェクトも2回目になりました。昨年度のプロジェクトでは、先生方、こどもたち、地域の方々が、それぞれに主体となって皆さんの学校に新しい学びの種を撒いてくれました。アドバイザーとして見せていただき、その種が芽生えていく姿に感動しました。

今年もどんな人たちの手で、どんなタネが撒かれ、どんな芽が顔を出すのか、楽しみにしつつ、私も一緒に土を耕し水をあげるお手伝いをさせていただきます。


神奈川大学建築学部 准教授 立花美緒先生

1人1人異なる子どもたちにとって、集中しやすい環境、話しやすい環境、落ち着ける環境とは、どのようなものでしょうか。
子どもたちを支える先生、地域などの大人たちに関わる環境も今まさに進化しています。

子どもたちや先生たちをサポートする、たのしい学びの環境を一緒につくってみませんか?
ご提案をお待ちしています!


横浜国立大学大学院教育学研究科・教授 野中陽一先生

昨年度、国立教育政策研究所の「教職員スペースの在り方に関する調査研究」に参加して、自分自身が教師として働く場という視点で、学校、教室の環境の在り方を考えることに新鮮さを感じました。
子どもたちが、学びたい学校や教室の環境を考え実現してみる。 教師が、働く場として、職員室や教室の環境を考え実現してみる。 保護者や地域の人が、学校に関わる立場から、活動場所やコミュニケーションの場を考え実現してみる。

もちろん、それぞれの立場や個人の考えの相違はあるでしょう。
でも、まず、小さな工夫でも良いので、環境を変えてみて、みんなで議論を始めてみると、これまでとは違う世界が見えるかもしれません。


その他にも、CO-SHA Platform 相談窓口にてアドバイザーを務められている専門家の方々にご相談いただけます。

-> CO-SHA Platform アドバイザー一覧を見る

活動期間は?

プロジェクトチームの活動期間は2024年8月(契約締結後)から2025年2月上旬までを予定しています。

応募に必要な条件は?

CO-SHA ソウゾウ プロジェクトへのご応募にあたり、委託先となることができるのは以下の方々です。

  1. 国公私立の小中学校、高校等(義務教育学校、中等教育学校を含む)、もしくはその設置者。
  2. 1. 以外の国内の法人(特定非営利活動法人、民間企業等)
    ※2.の場合、1. に該当する者と連携して実施すること

ただし、プロジェクトのチームメンバーとしては、上記1,2の資格や業界や業種は問わずご参加頂けます。可能な限りオープンにさまざまな立場の方を巻き込んで活動を実施してください。

<プロジェクトチームの編成例>

  • 学校設置者が、学校の教職員・卒業生などとチームを編成
  • 学校設置者が、大学研究室(とその学生)、設計者、家具メーカー等民間の方々とチームを編成
  • 学校設置者が、コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)のメンバーとチームを編成
  • 学校の教職員が、校内で一緒に活動をしている組織(非営利団体等)とチームを編成

    ※他、応募資格の詳細は「公募要項」をご確認ください(本ページ末尾よりダウンロード可能です)

    どのようなサポートが受けられるの?

    1. 1プロジェクトあたり80万円(税込)を上限とする経費の支給(経費についての詳細は、「委託実施要項」を参照してください)
    2. メンター(CO-SHA Platformのアドバイザーを始めとする、学校施設の整備や活用に関する専門家)による月1回程度の面談の機会提供(※内容に応じて複数のメンターの方に対応いただく予定です)
    3. CO-SHA Platform事務局によるプロジェクト実施ガイダンスの提供
    4. イベントで成果を発表し、専門家からの講評を受ける機会の提供

    参加プロジェクトはどうやって決まるの?

    CO-SHA ソウゾウ プロジェクト 審査委員会による審査を実施し、3件のプロジェクト(予定)を採択します。

    今後の流れは?

      審査基準は?

      CO-SHA ソウゾウ プロジェクト 審査委員会により、事前審査として、公募要項において求められる条件を満たしているかをエントリーシートの情報を元に判断します。それに加え、以下の各審査基準に対して指数評価(5段階評価)を行います。

      応募方法は?

      ダウンロードボタン

      ※Google フォームに必要事項をご記入の上、指定のGoogleフォルダよりダウンロードしていただきます。もし上手くダウンロードが出来ない場合、末尾の連絡先までお知らせください。

      もっと詳しく知りたい

      2024年6月24日(月)にCO-SHA ソウゾウ プロジェクトの説明会を含むイベントをオンラインで開催予定です。下記の詳細ページより、お申し込みいただけます。

      お問い合わせ・応募書類提出先

      CO-SHA Platform運営事務局(株式会社ロフトワーク)
      〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア8F,9F
      E-mail:co-sha@loftwork.com (担当:櫃石(ひついし)、鈴木)

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